小児歯科
当院では、お子さんが将来的にむし歯や歯並びの乱れによって悩むことがないように、定期的な歯科検診をおすすめしております。無理に治療を始めるのではなく、自主的に治療を受けて頂けるように、まずは歯科医院に慣れて頂くことから始めます。 また、子どもは歯の治療に飽きやすいため、できる限り楽しく通えるように工夫しておりますので、これまで歯科医院になかなか通えずにいたお子さんも、ぜひ一度お連れください。
保護者の方のご協力をお願いしています!
お子様の歯の健康を保つためには、歯科医院への通院だけでなく日頃の歯磨きや正しい生活習慣が重要です。そのため、お子さまの歯の健康を維持するには、親御さまのご協力が必要になります。治療においても、その必要性や内容をわかりやすくご説明いたします。また、仕上げ磨きや歯に良い習慣などについてもアドバイスいたしますので、ご不明点がありましたらお気軽にお申し出ください。
小児のむし歯予防
お子さまの歯が生え始めたら、定期的に検診を受けることをおすすめしています。 3歳児歯科検診の時点では、むし歯があるお子さまは2割程ですが、その後、奥歯や歯と歯の間などの磨きにくい部分に急速にむし歯が出来てくる傾向があります。むし歯や歯周炎の予防は、ご自宅で行う毎日の歯みがきだけではどうしても限界があります。 お子さまのむし歯や歯肉炎予防には、専門家が行う歯のお掃除(PMTC)やフッ素塗布、シーラントが効果的です。また、むし歯がないお子さまでも、きれいな歯並びに育つ子は全体の2割程度と言われています。
歯が生え始めたら仕上げ磨き等のブラッシング指導
歯科医院にてプロのケアを受けることはもちろん大事ですがご自宅での毎日のケアも非常に大事になります。 当院では、お子さまの年齢に合わせたブラッシングのアドバイスから仕上げ磨きの指導まで行っております。
乳歯が生え揃ったらフッ素塗布
フッ素を塗布することで虫歯菌が出す酸から歯を保護します。乳歯は柔らかく虫歯進行も早いため歯をフッ素で保護してむし歯を予防します。
奥歯が生えたらシーラント
シーラントは、生え立ての永久歯や乳歯の奥歯の溝を歯科用プラスチックで埋める処置です。生え立ての永久歯や乳歯はむし歯になりやすいうえに、奥歯は歯ブラシが届きにくく、溝も複雑な構造をしています。 シーラントで奥歯の溝を埋めてしまえばそこにむし歯ができるリスクを大きく軽減できます。