こんにちは、みやぎ歯科クリニック上落合です。

 

今回はタイトル通り歯医者に恐怖心がある方に向けた記事を書きたいと思います。

自分自身も歯の治療をされるのは非常に怖いです、、、自分の歯がボロボロなのに怒られたらどうしよう、、、ほっといたから歯医者に行きづらい、、、など当院でも様々なお声をいただきます。

自分が小さい頃はキーーンという独特の音や歯医者特有の匂いがあり、それが嫌で歯医者をやっています。

 

現在歯医者を探している方、セカンドオピニオンを考えている方、是非一読してみてください。

 

 

• 歯科恐怖症とは　歯医者が怖いと思われる原因
• 痛みに対しての配慮
• 怖くない歯医者の選び方

歯医者で治療をされるのは苦手な方が多いと思います。自分もそうですから。

ではなぜそう感じるのか、、いくつか原因があります。

・口の中のため、何をされているか見えない、分からない

・歯科独特の音や匂いがある

・過去の治療で辛い経験をした

・メディア等で歯医者＝痛いというイメージがついている

などがあるかと思います。

これらを経験している方は歯科恐怖症と呼ばれる歯医者に対するトラウマになってしまうことがあります。

これらは高所恐怖症等と同じ類のものになるため、患者さんのせいではないと考えています。

しかし、歯医者が遠のいてしまうと口の中の管理が疎かになり、気が付いたらボロボロに、、といったことがあります。

 

歯医者に対して恐怖を感じている方はまず事前の説明や、無理に治療を勧めないような歯科医院を探しましょう。

その上でしっかりとした説明や恐怖心があることを理解してくれるような歯科医院がいいかと思います。

また友人等からの紹介や口コミ等を参考にして、まずは受診をし、ドクターやスタッフなど医院の雰囲気を掴んでいき、納得して受信できるような歯科医院をお勧め致します。

 

 

歯科に恐怖心がある方は麻酔について知っておくと良いかと思います。

歯医者の領域での麻酔は主に以下です。

・表面麻酔

お口の粘膜の表面にクリーム状に麻酔薬を塗りつけて行う麻酔法で、局所麻酔や伝達麻酔をする前に注射の痛みを緩和する目的で行われます。麻酔の注射の痛みが大幅に軽減し、麻酔がしっかり奏功すれば治療中の痛みはないといってもいいです。

表面麻酔をしっかりおこなっている医院なのかどうか、チェックすべきかと思います。

 

・浸潤麻酔

局所麻酔は注射による部分的な麻酔で、虫歯の治療等でよく行われる麻酔法です。麻酔薬を歯茎の内部に注射し、神経の働きを遮断することで痛みを取り除きます。しっかり効けば虫歯の治療や神経の治療では局所麻酔だけで十分痛みを取り除くことができます。

局所麻酔は炎症が強い場合には効きにくくなってしまうため、このような場合にはまず炎症を抑えるための処置を行い、麻酔が効きやすい状況を作った上で行うと歯科治療での痛みはほぼありません。

 

・伝達麻酔

伝達麻酔は歯茎ではなく、顎奥の神経の根元に麻酔薬を作用させる方法です。根元から痛みの遮断を行うことができるので、非常に便利な方法です。上記の浸潤麻酔は下の歯には効きづらいことがあるため、親知らずの難しい抜歯や神経をとるといった痛みが出やすい治療の場合は行うことがあります。

・静脈内鎮静法

これは上記とは違い、血管に睡眠薬に似た成分の薬剤を投与して半分寝たような状態にして、恐怖心を取り除く治療になります。

麻酔科の専門の先生が主に行い、眠ったような状態にして治療を行うため、治療中の記憶は一才ありません。

どうしても恐怖心が拭えない患者様にはこちらを受けていただくと精神的にも楽かと思います。

 

 

いくつかのポイントがあり、一つは表面麻酔を実際におこなっているかどうか、しっかりと事前説明や術後説明に力を入れているのかどうか、不安感が強い方はしっかりと時間をかけて診察を行った方がいいかと思いますので不安感をなくすようにある程度治療時間を確保してくれる歯医者も不安感が強い方にとって非常に安心できる歯医者でしょう。

当院では恐怖心にしっかりと対応し、説明に関しては時間をかけて行っております。

是非一度ご来院ください。ご期待に添えるかと思います！